普段は和室をあまり使わない、または使っているものの、より便利に使いたいと思っている方もいるでしょう。
なかには、リフォームを検討している方もいるのではないでしょうか。
この記事では、和室をリフォームする際におすすめしたいアイデアを5つ紹介します。
加えて、和室をリフォームする際に注意すべきポイントについてもまとめました。
さらに、和室のリフォームを考えている方の多くが疑問に感じているよくある質問にも回答しているので、より快適な住まいづくりの参考にしてください。

和室のリフォームでおすすめしたい5つのアイデア

和室のリフォームに関するおすすめのアイデアは以下の5つです。
- 半畳たたみに変更する
- 押入れを別の用途にリフォームする
- アクセントクロスを取り入れる
- フローリングを敷いて洋室にする
- モダンテイストな和室にする
アイデア①
半畳たたみに変更する
和室をリフォームする際に半畳サイズの畳を採用すれば、全体の雰囲気を変えられます。
縁がないタイプの畳は部屋全体がすっきりとした印象になり、視覚的にも広々と感じられるのが特徴です。
なお、半畳たたみを取り入れる場合は色を組み合わせて配置するデザインが多いため、おしゃれに仕上げやすいのも魅力といえるでしょう。
アイデア②
押入れを別の用途にリフォームする
押入れを別の用途にリフォームするのもおすすめです。
たとえば、以下のようなさまざまなアイデアが考えられます。
- 襖を取り外して部屋の一部にする
- 棚板を追加して収納力を向上させる
- クローゼットに作り変える
- 書斎風のスペースにする
上記のようにさまざまな用途に対応できるため、押入れをリフォームする際は使用目的を明確にしましょう。
たとえば、収納力を高める場合は棚を設置してデッドスペースを有効活用したり、オープン収納に改造したりすれば、大きな荷物も収納しやすくなります。
アイデア③
アクセントクロスを取り入れる
部屋の雰囲気を手軽に変える方法として、アクセントクロスを取り入れるのも良いでしょう。
アクセントクロスとは、壁に異なる色や柄の壁紙を貼る技法のことです。
無地の壁紙に木目調のクロスを取り入れれば、温かみのある落ち着いた空間を演出できます。
壁紙の色や柄を工夫すれば、部屋を広く見せたり、特定のコーナーを目立たせたりする効果も期待できます。
アイデア④
フローリングを敷いて洋室にする
床にフローリングを敷いて、和室を洋室にリフォームするのもおすすめの選択肢です。
畳の床では重い家具を置くと跡がつく場合がある一方、フローリングならそのような心配がありません。
また、畳に比べてホコリがたまりづらく、掃除がラクになる点もメリットといえるでしょう。
アイデア⑤
モダンテイストな和室にする
伝統的な和の雰囲気と洋風のデザインを調和させたおしゃれな空間を実現したい場合は、和室をモダンテイストにするのがおすすめです。
たとえば、縁のない正方形の畳を使用すれば、スタイリッシュな印象を演出できます
ほかにも、襖を洋風のドアに変えたり障子をモダンなガラス窓に変更したりすることで、現代的な空間に仕上げられるでしょう。
大がかりなリフォームを望まない場合は壁紙を現代的な柄に張り替えたり、押入れをクローゼットに改装したりするだけでも、和室の雰囲気を大きく変えられます。
和室をリフォームする際の注意点

和室をリフォームする際は、以下の点に注意しましょう。
- 隣接する部屋とのバランスを考える
- 畳とフローリングの高低差を調整する
- 防音性や断熱性を考慮する
和室を洋室に変更する際、隣接する部屋とのデザインのバランスを考えることが大切です。
周辺の部屋と雰囲気が合わないと一部だけが浮いて見える可能性があるため、壁紙や畳のデザインは周囲の環境に合わせて選びましょう。
また、畳とフローリングでは厚みに違いがあるため、リフォーム後は床の高さが揃わない点に気をつけてください。
段差ができると使い勝手が悪くなるので、下地材を入れて調整する必要があります。
さらに、フローリングを取り入れる場合は畳に備わる防音性や断熱性が失われる点を考慮しなければなりません。
フローリングとあわせて防音材や断熱材を設置すれば、寒さや騒音の問題を防げます。
なお、家のメンテナンスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】家のメンテナンス箇所とスケジュール一覧!重要性や費用の目安も解説
和室から洋室にリフォームする際のよくある質問

和室から洋室にリフォームする際のよくある質問について回答します。
いずれも実際にリフォームするときに役立つ情報なので、あらかじめ理解しておきましょう。
費用相場は?
和室を洋室にリフォームする際の費用相場は、10~100万円程度です。
金額は、工事の内容や規模によって大きく異なります。
たとえば、畳を撤去してフローリングを敷く簡易的な工事であれば、10万円程度で完了する場合があります。
一方で、間取り変更や断熱材の追加、防音対策などを含めた大規模なリフォームを実施する際は、100万円以上の費用が必要になるケースも少なくありません。
また、使用する素材やデザインの選択によっても費用は変動します。
リフォームを計画する際は、どのような工事が必要になるかを整理しておきましょう。
DIYでできる?
和室のリフォームには、DIYが可能な作業と専門知識を必要とする作業があります。
たとえば、障子の張り替えや壁紙の張り替えであれば初心者でも対応できるでしょう。
しかし、畳を撤去してフローリングを敷くといった大規模なリフォームは、専用の道具や技術が必要なため、プロの業者に依頼するのが安全です。
無理に自分で作業を進めると仕上がりに影響が出るだけでなく、後々の修繕費用が増える可能性も考えられます。
なお、珪藻土を壁に塗る方法などのDIYに関する情報は以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
【関連記事】珪藻土をDIYで壁に塗る方法・失敗しないポイント
業者を選ぶ際のポイントは?
業者を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 施工例が豊富であること
- 提案のバリエーションが豊富であること
- 親身に相談に応じてくれること
- 費用が明確に提示されること
施工例が多い業者はさまざまなタイプのリフォームに対応した実績があるため、安心感があります。
また、提案の幅が広い業者を選べば、自分の理想や予算に合った選択肢を提示してもらいやすくなります。
さらに、親身になって相談に応じてくれる業者であれば疑問や不安も解消しやすく、スムーズに進められるでしょう。
費用についても、見積もりの段階で明確に提示できる業者を選ぶことで、後から追加費用が発生するリスクを減らせます。
これらのポイントを踏まえて、信頼できる業者を選びましょう。
和室をリフォームするならプロに依頼しよう

和室のリフォームは専門的な技術や知識が求められる作業が多いため、プロに依頼するのが無難です。
特に、畳をフローリングに変更する場合や防音材・断熱材の設置といった難しい工事では、経験豊富なプロに任せることで質の高い仕上がりを期待できます。
また、プロに依頼すればデザインや用途に関する提案を受けられるため、理想の空間を形にしやすいです。
和室を快適で実用的な空間にリフォームしたい場合は、信頼できるプロに相談しながら進めることをおすすめします。
群馬県で和室をリフォームするならタカトーホーム
群馬県で和室のリフォームを検討しているなら、タカトーホームにご相談ください。
お客様の幅広いニーズに応えられるリフォームはもちろん、間取り変更に必要な構造部分の見直しや専門的なアドバイスも提供いたします。
リフォームの詳細については、タカトーホームのリフォームページをご覧ください。
当社が大切にしている家づくりへのこだわりを知りたい方は、コンセプトページをご確認ください。
まとめ
和室をリフォームして住み心地のよい住まいへ

和室をリフォームすれば、住まいの使い勝手やデザイン性を向上させられます。
たとえば、半畳たたみやモダンテイストを取り入れると、和室の落ち着いた雰囲気を残しつつ、スタイリッシュな空間に仕上げられるでしょう。
また、押入れをクローゼットや書斎スペースに変えるなどの収納や機能性を重視したリフォームも人気です。
使用目的に合わせて、和室をご自身に最適な空間へとリフォームしましょう。
和室のリフォームを考えているなら、タカトーホームにご相談ください。
お客様の夢や希望を細かくヒアリングし、最適なプランをご提案いたします。
当社のリフォームの詳細を知りたい方は、フリーダイヤル「0120-37-2552」からお気軽にお問い合わせください。
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